「復活10周年記念 X JAPAN LIVE 2018 アメリカフェス出演直前 PREMIUM GIGS〜YOSHIKI 復活の夜〜」セトリあり
「たかが努力じゃないですか。努力すればできるんですよ。じゃあ、努力すればいいじゃないですか」
復活10周年記念 X JAPAN LIVE 2018 アメリカフェス出演直前 PREMIUM GIGS〜YOSHIKI 復活の夜〜をライブビューイングで見た。
この日はWOWWOWの生中継もあり全国のライブビューイングもありで時間が押すということはまずないだろうと思っていたが甘かった。
1時間以上押してスタート。流石である。(笑)
幾多の苦難を乗り越え10年ぶりに復活してから今年が復活10年目。
そんなタイミングで満を持して世界進出の大きな一歩になるであろう今週末にはアメリカ最大級のコーチェラの出演。
その出演直前の復活LIVEとしてお台場のダイバーシティで行われました。
冒頭のコメントは昔ヨシキが発言した名言。
幾多の困難を乗り越え(この方達、特にヨシキにとってはこの冒頭フレーズが通常になるぐらいに困難につぐ困難)いよいよ本当に世界が近づいていると思います。
筆者はXが出だした頃、大学生でした。この頃は学年が2つ違うとボウイ世代とX世代に別れていてという時代です。
筆者はボウイ世代です。そんな頃、後輩達がXのヨシキを崇拝していてという時代。出だした頃や解散後はとても悲壮感が漂っていました。
正直この頃はそんな悲壮感も演出なのではと冷ややかに見ていたりしていました。
復活後は自伝や最近の映画We are Xなど壮絶な過去が次々と知れ渡りあの時代(最初にバンドが出始めた90年台)の悲壮感漂う雰囲気は演出でもなんでもなく事実とわかりました。
常にせつないメロディにはヨシキの人生が間違いなくこもっていると感じます。
ステージ上のMCでヨシキが七転八起ならぬ100転び101起きると言いましたが本当にそんなすごい人生です。
しかしそんなたいへんなこと超えてある今がどうかというと・・・。
なんだか全編を通して“多幸感”を感じるものでした。
先日放映された金スマでの一コマ。
MCの中居正広が「人は乗り越えられない壁は与えられないと言いますが・・・。」と壮絶な人生を番組で振り返った後にコメントしたときにヨシキが答えます。
「その言葉が大好きだ」
自分にこの困難があるのは自分が乗り越えられるからと今のヨシキは考えているはずです。
コーチェラ成功を祈願しております。
最後の最後、曲“X”を終えてステージを降りる際にヨシキが叫びました。
「負けねーぞ!!!」
とても力強く響きました。
2018/4/11(水) Zepp DiverCity
- Jade
- Ruty Nail
- Kiss the Sky
- V.(with Wes Borland from Limp Bizkit)
- Guitar Solo
- DRAIN
- Violin Solo
- Beneath The Skin
- Forever Love
- ART OF LIFE
- 紅(with ミヤ from MUCC)
アンコール
- ENDLESS RAIN
- Born To Be Free
- X
星野源 ドラえもん 遂に発売! <ここが凄い!> 初日10万枚売上でデイリーチャート1位!!
年初から話題になっている星野源のドラえもんが遂に発売されました。
現代において考えうる最高で最強のタッグです。
全世代のお茶の間のアイドル、ドラえもん。
音楽アーチストとしてドラマの俳優としてマルチで全ての日本人に人気の星野源。
最高最強タッグです。
曲は星野源らしさが光り、ドラえもんへの愛とオマージュも存分に活きているという
コラボが1+1=2以上という内容です。
まず歌詞ですが・・・。
出演者そのものを出すのではなく言葉で出演者の名前をしのばせるという技術が光ります。
『拗ねた君も(スネオ)静かなあの子も(シズカ)』等。
ドラえもんの表現はAIが日々話題の現代のアンチテーゼのような
『機会だって涙を流して震えながら勇気を叫ぶだろう』
と表現されています。
そしてドラえもんのヒーローとしての定義づけが最後の
『何者でなくても世界を救おう』
です。
最後の一瞬で子供も大人も覚える
『どどどどどどどどど ドラえもん』
そして音は・・・。
星野源らしさでいうとジャクソン5のような古き良き時代の
モータウンの匂いがありけれども日本のお茶の間(昭和を感じさせる)の雰囲気も感じるイントロからはじまります。
この洋楽に影響を受けている星野源も感じるけれども昭和の日本のお茶の間も感じるというのは何だろうと考えて気づきました。
長寿番組『笑点』のあの有名なテーマのリズムです。
そしてこのタイトルをつけて今まで誰もテーマ曲を作らなかった。
そのまさかを堂々と出来るのは今の星野源しかいない。
そう思わせる素晴らしい1曲です。
歴史に残るアニメソングというよりは国民ソングといえます。
星野源は本人も憧れのクレイジーキャッツに追いついた!と感じます。
ONE OK ROCKの新曲“Change” 配信開始!!!
ONE OK ROCKの新曲“Change”がいよいよ配信リリースされました。
HondaのCM「Go, Vantage Point.」ですでにオンエアされています。
ロックバンドという今までのイメージで捉えると完全に枠をはみ出して、なんとも表現の仕様のない新しい音が鳴っています。
If we’re not moving forward/Then what are we moving for?
(前進しないのなら/僕らは何のために動いているんだ?)
という挑戦的で超ポジティブな問いかけから歌がはじまります。
この歌詞に象徴されるように、音でも変革を起こしていると感じます。
HONDAのCMが↓これです。
警備員がマイケルジャクソン風のダンスを踊ります。
このイメージがあるからかもしれませんが、リズムがとてもファンキーです。
先に述べたロックバンドの枠組みではトライしないビートです。
そんなロックそのものの既成概念もぶち壊そうという意図も強く感じました。
CMのコピー 『GO、Vantage Point.」は見晴らしの良い地点へ!というような意味でしょうか?
現在何回目かの大ブレイクしているU2が最初に大ブレイクした時にその時のU2を象徴されるような曲が『Where the streets have no name 』(約束の地)でした。
今のワンオクが最初ブレイクした時のU2のような勢いを感じて、かぶって見えます。
この新曲『Change』が世界で大きくブレイクするきっかけになる!そんな風に思える頼もしいそしてずっと先を見据えた曲です。
Mr.Children 新曲 『here comes my love』 ドラマ 隣の家族は青く見える 主題歌
今の最新モードのミスチル。ドラマ 深田恭子主演 『隣の家族は青く見える』の主題歌です。
過去のミスチルの作品でしいて言えば、私は真っ先に1996年に発売された名作『深海』を思い出しました。
テンポが遅めで、一曲にこめる思いが強く深い大作を出し始めた頃でこのころから時流に合わせるのでなくぶっちぎりで凄い作品を作るという大きく進化した印象があります。
そんなことを思い出したのは、これから出るアルバム(いつになるか未定ですが)が、前作『REFLECTION』という傑作アルバムの後のアルバムでもしかしたらそんな大きく舵を切りミスチルが大きく変化するのではと感じているからです。
Here comes と聞くと桜井さんが大好きなビートルズの名曲『Here comes sun』を思い出します。その曲とは印象が違いますが曲の最後の所でかかるボーカルのエフェクト等、とてもビートルズの影響を感じる箇所が数か所見られます。
そういえば、ネットでは逆再生にしてこの曲を聴いてもよいという噂が流れているようで、そんな噂もなんだがビートルズっぽいって思いました。
(ビートルズは実際に逆再生という手法も取り入れてましたが・・・)
ピアノだけではじまる本曲ですが、ミスチルにしては、珍しくかなりハードなギターが全面に出て曲をぐいぐい引っ張ります。
ハードなギター、ビートルズ色を上手く取り入れている感じ、このあたりが新境地です。
果たしてこの曲を象徴するような感じのアルバムになるのでしょうか?
前作とそれに伴うツアーがとても充実していただけに次作の期待が膨らみます。
本曲で出てくる歌詞 『夢見た未来を波がさらっていっても この海原を僕は泳いでいこう』とあります。
強く深い決意を感じるフレーズです。
最初に触れた深海アルバムにかけるわけではありませんが、前作で“進化”してこれからが“深化”したミスチルに変化していく・・・・そんな予感のする秀逸曲です。
米津玄師 新曲『Lemon』(ここが凄い!)配信スタート デイリーランキング1位獲得数は圧巻の21冠!!
米津玄師の新曲で、TBS金曜ドラマ『アンナチュラル』の主題歌である「Lemon」。先行配信が2月12日よりスタートし、好調なチャートアクションを見せている。
1月のドラマ放送直後より多くの反響を受け、待ち望まれていた先行配信がスタートするやいなや、iTunes、レコチョクなど、各配信ダウンロードサイトで軒並み1位を獲得。デイリーランキング1位獲得数は圧巻の21冠となった。
“切なさと怖さと希望”そして“美しくも切ない”と言われる楽曲です。
ドラマ主演の石原さんのコメントです。
石原さとみコメント
全ての動きが止まるくらい、聴き入ってしまいました。めちゃくちゃドキドキしました。ドラマ同様、切なさと怖さと希望を感じました。
物語のどこで流れるのかにも注目していただきたいですし、この楽曲を米津さんが歌われている姿を心から楽しみにしています。
では今回の新曲のここが凄い!を私的な意見ですが書き出して見ます。
その一 ポップス三種の神器の全部使い。
ポップスの楽器、ギター🎸、ピアノ🎹、オーケストラとこの三つはよく使われる楽器です。
しかし、ピアノとギター、ピアノとオーケストラ、ギターとオーケストラのようにこの三つのうちそれぞれ二つはよく組み合わされることがありますが三つとも使われることはほとんどないように思います。三つ使うと曲が散漫になって曲がまとまらなくなるからです。それがこの曲は全部使い!それなのにとてもまとまりがあります。
その二 定番のメロディに軽い裏切り
このメロディ、最初はピアノと歌のみで始まります。サビでギターが入りエンディングはオーケストラでさらに曲を盛り上げます。出だしのメロディから予測するにゴスペル調で最後はパワフルな女性のコーラスを入れたくなるところではないでしょうか?それがオーケストラが入ります。この軽い裏切りが心地よいと思います。
その三 歌詞と連動する見事なアレンジ
最後の最後のフレーズ「今でもあなたは私の光」
とても切ない歌詞の最後に切なさを強調するようなフレーズでうたが終わります。
その最後の光という言葉。
光と歌い終えた後、キラキラと艶やかなギターの音色の繰り返しで曲が終わるのですがこのギターの音色が光を表現していると思います。そして繰り返すことで、今でもという歌詞がこれからもずっと続くと強調されるようです。正に歌詞連動のアレンジがとても素晴らしい!
いかがでしょう?
全く私的な意見でしたが、ノリに乗っている米津さんの最新曲のここが凄い❣️でした(^^)
貴乃花親方は2票で落選 日本相撲協会の理事候補選 ロックな貴乃花親方にエール
結局貴乃花一門から理事が二人出て、11人で10人の枠を争う選挙になり
何かと騒がしい相撲協会ですが世論は日馬富士事件直後から比べて
とても貴乃花親方寄りになっているように思います。
誰が正しいのか、何が正しいのか・・・。
どの視点で物事を見るかで変わります。
世間がどうであろうとただただ正しい道を信じて進む。
貴乃花親方を見ていてボブディランの歌の有名なフレーズをいくつか
思い出しました。
『君の立場になれば君が正しい。僕の立場になれば僕が正しい』
『心のままに進んで行け。最後はきっとうまくいく』
フォークの神様だったボブディラン。
ギター1本の弾き語りスタイルで人気絶頂の時に
いきなりバンドを組んで自らもアコギからエレキに持ち替えてステージに出ます。
お客さんから大ブーイングを浴びるというシーン。
ノーディレクションというスコセッシ監督の映画の冒頭のシーンで見ることが出来ます。
そうして信念を貫いてきたディランですが、時には自らのファンからブーイングを浴びても信念を曲げなかった。
今の貴乃花親方にかつてのディランの姿を重ねて見てしまいました。
今の時代に変革を起こした人といえばスティーブジョブズですが、ジョブスはディランを敬愛していました。
そんなジョブズが繰り返し聞いていたと言われるディランの曲『The time they are A-changin'』という曲の中にこんな歌詞が出てきます。
『国会議員の皆さんよ 気をつけて! 戸口に立ったり入口を塞いだりしなさんな
傷つくのは邪魔する側だ』
『今が過去になるように秩序は急速に薄れつつある 今の第一位はあとでビリっけつになる とにかく時代は変わりつつある』
きっとそう遠くない未来に貴乃花が中心になって新しい相撲協会を作っていく、
そうなることを信じています。
LOUDNESSの本当の凄さ 27年ぶり世界発売 RISE TO GLORY 遂にリリース!!
『知っていることと経験していることの違い。』
81→18 37年間
待望のラウドネスの新作が昨日リリースされました。
とても、とても感慨深い思いで聞いています。
また渾身の作品として重みのある覚悟で作られたと感じさせられる内容になっています。
1曲目イントロダクションのタイトルは8118。
反対から読んでも8118。これ、言うまでもなくデビュー年度(1981年)から今年(2018年)にかけたタイトル。
一口に1981年から2018年というとなんてことないように聞こえてしまいますが37年です。すごい年数です。
10代にレイジーというバンドで訳も分からずアイドルバンドとしてデビューして(ギターの高崎とドラムの樋口)こんなんじゃないとバンドを解散して世界を目指そうと夢見て作ったバンドがラウドネスです。
そして4年後の1985年に世界を目指すが現実のものとなります。
1985年に世界デビューとなるサンダーインジイーストを発売、続く翌年1986年にはライトニングストライクスを世界発売します。
この時のビルボードの記録(総合チャート64位)は今も日本人アーチスト最高位だそうです。
筆者はまだこのころ中学・高校でした。
しかしこの後、ボーカルの二井原が脱退、その後ベースの山下も脱退。
この後のことでは今は亡きXのTAIJIが加入したのでご存知の方も多いのではと思います。
ついにドラムの樋口も脱退。オリジナルメンバーが高崎一人になってしまった時期もあります。
そんな中でもラウドネスは続きます。
それから時は流れて2000年にオリジナルメンバーが復活してリスタートします。
しかしリスタートして8年後(2008年11月30日)ドラムの樋口が癌により帰らぬ人となってしまいます。
樋口の葬儀で高崎は『世界を目指して続ける!』と宣言します。
その誓いから10年。
今回の新作は27年ぶりに海外発売されます。
満を持しての完璧な作品の発表です。
音について書こうと思って書き出したのですが・・・・。
とにかく聞いてください。としか書けなくなりました。
もう~~~いろんな思いが音のひとつひとつにのってます。
平凡すぎる言い回しですが、続けることと諦めないことの凄さが音の一音一音に宿ってます。
本当にたいへんなのはすごい試練とか危機的な状況に直面することより
なんとなくやる気が起きないことにどう向き合うかではないかと思うのです。
海外目指して、いいところまで行って、それこそ日本人前人未到の領域に行って正にそこからというときにメンバーが離れたりそれでも海外のトライを止めないで・・・。
それでもそこからデビュー10年目(海外進出からは6年目)からはライブはやっても海外ではアルバムは発売してない訳なので、この新作は悲願の27年ぶりの海外発売です。
海外目指し、実際に海外での発売にこぎつけるアーチストは当時(1984年)よりずいぶん増えました。
過去海外進出してその後、うまくいかないで日本のみの活動になる・・・。
もう一度海外目指すことはもちろん、目指して二回目の海外進出を実現したのはこのラウドネスだけではないでしょうか?
本当に本当に感動的です。
そしてそのこと思わなくても(知らなくても)音にそんな過去の強く激しいメンバーの魂が見事に乗っている、そんな新作です。
筆者は高校の時に生のラウドネスを体感しました。
タッカンのマーシャルの壁に驚き、実際の馬鹿でかい音(ラウドネス)に驚きでした。
1986年なのでまさに世界進出中の全盛期(今は第二の全盛期ですね)のころです。
その後数日、耳がシャーという音がなっていました。(そのぐらい破格の音量だったと記憶してます)
人間の聴感の特性上、小さい音の場合には低音や高音は聞こえにくくなる。 このために音響機器でも、小音量時には実際に音量を下げた以上に低音と高音が弱く感じられるため、低音域と高音域を増強する事で平坦な聴感を得る補正回路。
急に広辞苑のようになんだと思われるかもしれませんが・・・・。
ラウドネスというバンド名。
もちろん音が大きいということですが、昔のステレオ(古い!コンポ以前のCD以前のレコード時代の)にはラウドネスというボタンがついているタイプのものがありました。
上記の説明文のところご参照ください。
実際ステレオで使われていたラウドネスボタン(コントロール)とは音が大きくなくても補正して大きく聞こえるようにすることのようです。
今回の新作は二井原さんのボーカルにも配慮して音の高さを抑えた作りにしたという高崎さん弁ですが、それがかえって凄みを増すことに成功したのではと思います。
全体的に音が太く、それでいてここ最近のヘビィ増量というよりかつてのサンダーインジイーストの頃に曲調が近く、曲調もメロディもとてもバラエティに富んでいます。
海外のかつてのファンにも絶対ウケる作品です。
思い強すぎ、気づくままの乱文になってしまいましたが、かつての凄い音量(私の高校時代の頃のような)を出さなくても今までの思いや魂込めた音はまさにラウドネスなのではと思うということを言いたかったのです。
つまり大きくなくても大きく聞こえる・・・ということですね。
知っていることと経験していることはものすごい差です。
海外を知っているのではなくこの人たちは経験している。
海外の拡さを経験している。
未だビルボード最高位日本人記録が破られていないということなので
ぜひ本作品で自らの記録、破ってほしいと祈るばかりです。
祈願:日本人最高位記録更新!!
RISE TO GLORY !!