ロックなブログ

洋楽・邦楽の新作や名盤を自分なりの視点で解説します。

NOEL GALLAGHER'S CHASING YESTERDAY 新作評 3曲目 The Girl With X-Ray Eyes

 

NOEL GALLAGHER'Sの新作CHASING YESTERDAYの3曲目は奥さんのことを歌ったと言われているThe Girl With X-Ray Eyesです。

 

小気味よいリズムで、ほぼほぼ最後まで最初のメロディで通す構成で曲が出来ています。

三連のロッカバラード(今この言い方あまりしなくなりました。もしくはこのタイプの曲が最近少ないのでしょうか?)です。

 

 

単調な曲ですが単調に聞こえません。オアシスではギタリスト(ボーカルもとってましたが・・・。)ですから、あまりボーカルとして歌唱力について触れられることがありませんが、この曲は単調になりがちな曲をボーカルの力で単調にならいように引っ張っているように感じます。

強弱や感情の込め方や実に陰陽のつけ方が上手いと思います。

これは勝手な想像ですが・・・。ボーカルはテクニックというより、素晴らしいメロディを書いている本人なので自然にメロディと歌詞引っ張られて歌ったら、歌い方に巧妙な強弱がついた・・・そんな感じではないでしょうか?

 

そして前作(ファースト)との大きな違いに今回はギターが前面に出ていて、引いている割合が多く、またギターソロもけっこうな比率で弾いています。

 

この曲のギターソロもメロディが素晴らしいギターソロです。

音色は原音がわからないぐらいに、コーラス(揺れ系のエフェクト)をガンガンにかけている、感じです。

曲のメロディとまったく違うメロディ(ノエルの場合はギターソロもそのまま歌えるような・・・というより歌そのもの)のソロが入ることで曲をカラフルにしています。

 

そんな、4曲目です。