NOEL GALLAGHER'S CHASING YESTERDAY 新作評 6曲目 The Right Stuff
NOEL GALLAGHER'S CHASING YESTERDAY 新作 6曲目は The Right Stuffです。
今回最大の問題作の登場です。
何といってもインスト!?です。まさかのインストです。
サイケデリックな曲です。
ブレイクしてからのケミカルブラザーズのような感じの曲です。
私はケミカル=ノエルで真っ先に思い出したことがあります。
そうです!セッティングサン。ロックバンドのギタリストが当時最新鋭のテクノのグループに曲提供して自らボーカルとして参加。
コラボとしては凄い組み合わせです。
もともと、オーソドックスなロックをやっている人ですが、聞く方も創る側としても本当は幅が広い人だと思います。
オアシスでも本当はいろいろやりたかったんだろうなぁということがこの曲1曲でもひしひし伝わってきます。
イントロで単調な4つ打ちのベース音(アコギで出しているように聞こえます)から始まり、突然エキセントリックなサックスが鳴り・・・・シンセ(シンセでホーーンセクションの音を作ったような音色)が入り、女性コーラスがメロディを歌い・・・。
2題目からはコーラスのオブリでワウを効かせたキレッキレッのギターが入ってきます。
さりげなく抑えながらサラッと弾いているギターもめちゃくちゃカッコいい曲です。
この曲聞くと、今後のノエルがとても楽しみになります。
今まで開けていなかった(もしくは開けられなかった)引き出しが、全体をコントロールしながら効果的に開けていく・・・そんな形で進化していくように思います。