ロックなブログ

洋楽・邦楽の新作や名盤を自分なりの視点で解説します。

レッドツェッペリン フィジカルグラフティ全曲ガイド 15曲目(2枚目9曲目) シックアゲイン

 

レッドツェッペリン フィジカルグラフティ全曲ガイド 15曲目(2枚目9曲目)は、シックアゲインです。

このアルバムのこれまた代表作の1つです。

ミディアムテンポのハードロック。ジミーのリフが耳に残ります。

かなり、特徴的なリフです。

そして、す~っと聞けるの逆で最初聞いたときに、みょ~にひっかかる感じが癖になります。(意味不明な表現ですいません)

 

よ~く聞くとわかるのですが、リフだけでも癖のあるリフですが、4小節目だけドラムが5拍になってます。

・・・・・・ん!?

ツェッペリン得意のリズムトリックです。

ギター→ ①4拍②4拍③4拍④4拍

ドラム→ ①4拍②4拍③4拍④5拍!!

てことは・・・・音がずれる(1拍)のですが・・・・。

次はじまるときに1拍くってギターが始まるので、次で帳尻があいます。

 

音がずれてしまった時にどこかのタイミングでずれた方が合わせるなんていうことありますが・・・。

 

これ、トリックしてやるのは、今さらながらすごいと感動します。

 

気持ち悪い感じが気持ちいい(すいません。これも意味不明な表現です)

癖になる曲です。

 

こうして、本アルバムでは聖なる館、カシミール、そしてこのシックアゲイン等でリズムトリックが出てきますが、これぞツェッペリン技と言えます。

 

ツェッペリン以降、ツェッペリンぽいと言われる曲やツェッペリンの再来と言われるバンドがたくさん出てきますが、本家のようなここまでトリックを効果的に聞かせるバンドは、いない! まさに唯一無比の存在と思います。

 

 

 

と、言う訳で2枚組だけに長かったのですが、1曲ごと解説フィジカルグラフティは、目出度く最終曲をむかえ本日で終了です。

せっかく全曲個別に書いたので、最初の頃にふれました新録と過去の掘り起しの曲の違いと、ダブルアルバムになつたいきさつなどを(ご存じの方も多いと思いますが・・・)フィジカルグラフティ全体の話を、次に書かせていただきフィジカルグラフティ解説を終えることにします。

次は・・・・・(考え中ですm(__)m )