ローリングストーンズ スティッキーフィンガーズ全曲ガイド 8曲目 シスターモーフィン(モルヒネ)
ローリングストーンズ スティッキーフィンガーズ全曲ガイド 8曲目 はシスターモーフィン(モルヒネ)です。
全体的には明るい曲が多い本アルバムですが、この曲だけはどんよりとしてヘビーな暗い曲です。
フォーク調で私は北風が吹きこむ寒い病院を想像しました。
歌詞はモルヒネ、コカインが出てくるいわゆる、女性ジャンキーの歌です。
クレジットにはミック&キースに加えてマリアンヌフェイスフルがクレジットされています。(されているというより起訴をおこして入れさせた!?)
この時代からミックは一定の距離を置いていたドラックですが、逆にキースを中心に(他にはボビーキーズなど)どっぷりドラック組とでも言えばいいでしょうか・・・キースとりまき組とミック組と少しドラックというものの距離感に違いが出始めたころで、70年代後半にはバンドが解散に追い込まれそうな自体になっていきます。
ハッピーな60年代から影が差して暗い70年代、そんなこれからの時代を象徴する内容と曲調の曲です。