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ロックなブログ

洋楽・邦楽の新作や名盤を自分なりの視点で解説します。

Mr.Children 新作『REFLECTION』全曲解説(歌詞中心)(drip)6曲目『Starting over』 映画『バケモノの子』主題歌 

 

Mr.Children 新作『REFLECTION』全曲解説(歌詞中心)(drip)6曲目は『Starting over』《映画『バケモノの子』主題歌 》です。

桜井さんはインタビューでアルバムの顔になる曲があるとすれば、そしてそれがふたつの顔があるとすれば一つが足音でもう一つがこのStarting overだと言っています。足音は綺麗な清々しい始まりの歌。そしてこの曲はミスチルのシリアスで過激な1面を表わす方の歌です。なんといっても“隠し持った散弾銃で仕留める ”という過激なフレーズが飛び出す箇所、その後も“銃声が轟く 眩い 儚い 閃光が駆けていった”と続きます。

このモンスターはひとそれぞれの解釈が出来ますが、例えば自分自身の中にあるものだとすれば、自分が変わるべき際に捨てるべき古い習慣などがこのモンスターにあたると思います。

また時代と例えるなら・・・・最初は持てはやされ時代を救った会社があったとして、その会社が持てはやされ全盛期を迎えたが、そのことに胡坐をかき、そのまま過ごしたために社会のゴミと化してしまった。


会社を政治家とかカリスマ経営者とかに例えることも出来ます。

 

足音もこの曲も始まりを告げる歌ですが、足音が新しい靴で踏みだす最初の1歩を歌っていて、この曲は古い憎むべき何か(モンスター)を弾銃で仕留め、新しい1歩を踏み出すまでを歌っています。

例えが素晴らしく、だからこそ「何かが終わり また何かが始まるんだ」 の決めのフレーズ

が心に響きます。

 

捨てなきゃいけないけど、なかなか捨てられない(捨てたくない)というせつなさを表現する箇所に桜井さんの詩人としての力を感じました。

“あぁ このままロープで繋いで 飼い慣らしてくことが出来たなら ”の箇所です。

追い詰めたモンスターの目の奥から孤独と純粋さを見付けて上記のあぁ このまま~と思う訳です。 表現方法に脱帽です!

 

音的にはAメロの2つのギターカッティングがゆったりとして壮大なバラードに緊張感をもたせていて渋い職人的な仕事を感じました。

Aメロの出だしのアコギで通常♪じゃら~ん♪と伸ばすところをあえてカッティングしているところと、“今度こそ 躊躇などせずに”の後などに出てくるエレキの高音で裏で刻むカッティングです。23曲中の代表曲の一つで今後もミスチルの代表曲になりうる秀逸な1曲です!

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≪以下引用≫ 著作権法の第32条引用を参考に歌詞カードより引用しています。

 

『Starting over』

 

肥大したモンスターの頭を 
隠し持った散弾銃で仕留める 
今度こそ 躊躇などせずに 
その引き金を引きたい 

あいつの正体は虚栄心? 
失敗を恐れる恐怖心? 
持ち上げられ 浮き足立って 
膨れ上がった自尊心? 

さぁ 乱れた呼吸を整え 
指先に意識を集めていく 

僕だけが行ける世界で銃声が轟く 
眩い 儚い 閃光が駆けていった 
「何かが終わり また何かが始まるんだ」 
そう きっとその光は僕にそう叫んでる 

追い詰めたモンスターの目の奥に 
孤独と純粋さを見付ける 
捨てられた子猫みたいに 
身体を丸め怯えてる 

あぁ このままロープで繋いで 
飼い慣らしてくことが出来たなら 

いくつもの選択肢と可能性に囲まれ 
探してた 望んでた ものがぼやけていく 
「何かが生まれ また何かが死んでいくんだ」 
そう きっとそこからは逃げられはしないだろう 

穏やか過ぎる夕暮れ 
真夜中の静寂 
またモンスターが暴れだす 
僕はそうっと息を殺し 
弾倉に弾を込める 
この静かな殺気を感づかれちまわぬように 

今日も 僕だけが行ける世界で銃声が轟く 
眩い 儚い 閃光が駆けていった 
「何かが終わり また何かが始まるんだ」 
こうしてずっと この世界は廻ってる 
「何かが終わり また何かが始まるんだ」 
きっと きっと