ロックなブログ

洋楽・邦楽の新作や名盤を自分なりの視点で解説します。

Mr.Children 新作『REFLECTION』(drip) 全曲解説(歌詞中心)  14曲目『足音~Be Strong~』

 

本日のMr.Children 新作『REFLECTION』(drip) 全曲解説(歌詞中心)drip盤では最後を飾る(14曲目)『足音~Be Strong~』です。

皆様ご存じのとおり、本作の中では1番最初に発表された曲です。小栗旬が主演で人気漫画がドラマ化されたフジテレビ月9ドラマの「信長協奏曲」の主題歌となりました。

実際に本作の制作の中でも初めて完成した曲です。つまり最初に出来た曲です。

~初めて完成した曲~という言い回しはとてもオーバーな表現ですが・・・・。

実は正確には、完成したのは最初の1曲で発表されたのも最初の1曲ですが、インタビューやドキュメンタリーで都度都度桜井さんが答えていますが、最初にとりかかった曲ではないのです。

先に述べたドラマの主題歌を創るということが決まっていて、その主題歌を創るという行為がアルバム制作の第一歩だったようです。

その第一歩(主題歌作り)でとりかかったのは『足音』でなく・・・・。

最初は、形を変えて後に『Starting Over』 になる曲の原曲が最初で、スタッフなどから不評でゼロかやり直した。

そうして出来たのが『足音』だそうです。

正確には23曲中、2曲目にとりかかったのが『足音』ということになります。

ドラマ見られた方も多いと思いますが・・・・信長の人生考えると『Starting Over』でもおもしろいと勝手に想像してしまいました。

物語の始まりの前には必ず、その前の物語を終わらせる必要があるという“シビア”な始まりの『Starting Over』。

物語の始まりは、昨日と違って足音まで違って聞こえてどこか嬉しく感じるという“わくわく”な始まりの『足音』

対照的ですが、ともに始まりを歌った歌です。

『Starting Over』のモンスターを信長だと思いながら聞くと面白いのではないでしょうか?

この『Starting Over』ですが、映画『サマーウォーズ』などが有名な細田守 監督の最新作『バケモノの子』の主題歌に決まっています。

本アルバム23曲という大作の正確には2曲目に制作された『足音』が人気ドラマの主題歌としてアルバムに先行して1曲目に発表され、本アルバム23曲という大作の正確には1曲目に制作されはじめた『Starting Over』が、アルバムが発売されてから、話題の新作映画の主題歌として発表されるというのもおもしろいと感じます。

またアルバムに一貫性を感じます。 23曲という大作ですが、ばらばらの寄せ集めでなく一貫して貫かれたテーマ性を感じるアルバムです。

Dripの最初が『未完』ですが、23曲フルバージョンのNakedの最後が『未完』というのもとても深いと感じますし意味があると思います。

その中でもこの『足音』と『Starting Over』を並べて聞き比べるとアルバムの全体像が見えてきます。

残り9曲(naked)も、次の機会にご紹介したいと思います。

今のミスチル(REFLECTION)では、~厳しい現実や現代の課題というものをしっかり受け止めながらも、夢を持ち楽しく明るく前に進もう~という強い強いメッセージが全体を通して感じられます。

大作の本作はdripのご紹介で一旦小休止して、明日から全米・全英でナンバー1を記録したMUSEの最新作『Drones』について極めて私的な全曲解説をしてみたいと思います。

 

 

≪以下引用≫ 著作権法の第32条引用を参考に歌詞カードより引用しています。

『足音』

 

新しい靴を履いた日は それだけで世界が違って見えた
昨日までと違った 自分の足音が どこか嬉しくて

あてもなく隣の町まで 何も考えずしばらく歩いて
「こんなことも最近はしてなかったな」ってぼんやり思った

舗装された道を選んで歩いていくだけ
そんな日々だけど もうやめたいんだ
今日はそんな気がしてる

夢見てた未来はそれほど離れちゃいない
また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ!
時には灯りのない寂しい夜が来たって 
この足音を聞いてる 誰かがきっといる

疲れて歩けないんなら 立ち止まってしがみついていれば
地球は回っていって きっといい方向へ 僕らを運んでくれる

どんな人にだって心折れそうな日はある
「もうダメだ」って思えてきても 大丈夫
もっと強くなっていける

今という時代は言うほど悪くはない
また一歩 次の一歩 靴ひもを結び直して
喜びを分かち合い 弱さを補い合い 
大切な誰かと歩いていけるなら

もう怖がんないで 怯(ひる)まないで 失敗なんかしたっていい
拒まないで 歪めないで 巻き起こってる
すべてのことを 真っ直ぐに受け止めたい

夢見てた未来はそれほど離れちゃいない
また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ!

例えば雨雲が 目の前を覆ったって 
また日差しを探して歩き出そう

時には灯りのない 孤独な夜が来たって 
この足音を聞いてる 誰かがきっといる