ロックなブログ

洋楽・邦楽の新作や名盤を自分なりの視点で解説します。

Mr.Children 新作『REFLECTION』(Naked) 全曲解説(歌詞中心)  1曲目『I can make it』

 

先月、全国スタジアムツアー「Mr.Children Stadium Tour 2015 未完」を無事終了させたミスチルですが、これでアリーナツアー、アルバム発売、スタジアムツアーと盛りだくさんの今年ですが大きな活動をほぼ終えたようですね。

『REFLECTION』が発売されたときにdrip盤のみ全曲紹介しておりましたが、nakedの方もなかなか魅力的な曲が満載でしたのでこちらの方もキースのアルバム紹介と交互にさせていただこうと思い・・・早速1曲目です!

この詩の感じ、以前から私大好きです。突き抜けた感じでなく、今のままでいいのかと不安を抱えながら生きているリアルな感じです。

その節々の表現や描写がみなさん『ある、ある』なのではないでしょうか?

「追いかけてるはずが追われてる」

「プレッシャーの前に引っ込めるアイデア

「悲劇の主人公と自分重ねて」

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けれども今作品の全体を通して描かれる

けれども、やってやるという決意が(表現が)

素晴らしいです。

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いつか自分さえ知らない自分に
驚きを感じたい」

いつかは非現実的な夢も叶うと信じ」

 

I can make itの前に表現されるこの表現

に勇気をもらえたと感じる人は多いのでは・・・。

 

 

『I can make it』

 

明け方 非現実的な夢を
バスタブに浮かべてみる
身体は疲れてるのに目は冴える
やるべきことは沢山

「追いかけてるはずが追われてる」
ここんとこはそんな日々だ
「やれる」とは言ってみたけど確信はない
いやむしろ自信は揺らいでる

プレッシャーの前に引っ込めるアイデア
後悔だけを生んで
日の目を見ないままのこの願い
ため息に溶け 飛んでいけ

全編を通して暗いタッチで描かれた
モノクロの映画を見た
悲劇の主人公と自分重ねて
仲間が増えた気がした

いつか自分さえ知らない自分に
驚きを感じたい
日の目を見ないままのこの誓い
I can make it,I can make it

不可能を可能にするスキルを
泣く子も黙る自信と貫禄を
醜いアヒルが白鳥に変わる
逆転劇を起こせれば

ダメだと思った時なんて数知れず
でもまだ早いさ 諦めたくない
何もやっていやしない

締め切りを前に取り下げるアイデア
後悔ばっかりが増える
日の目を見ないままのこの願い
ため息に溶け飛んで行け

そしていつか自分の存在を証明して
I can make it,Make it,Make it

いつかは非現実的な夢も叶うと信じ
I can make it