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宇多田ヒカル 新作アルバム『Fantome』 全曲解説 10曲目『人生最高の日』

 

宇多田ヒカル 新作アルバム『Fantome』 10曲目『人生最高の日』

 

 

 

いよいよ10曲目まで来ました宇多田ヒカル 新作アルバム『Fantome』1曲づつ解説ブログも明日でラストです。

本アルバム全11曲の中でこの曲だけが異色と言えます。

本アルバムの中で何が異色か? それは底抜けに明るいということです。

例えば一聴すると二時間だけのバカンスも明るい曲ですが実は不倫を連想させる曲というように明るそうな曲も常にせつなさが漂う曲と言えます。

そんな意味でこの曲だけが明るい曲と言えます。

脳内再生・苦尽甘来・崩壊寸前・虚心坦懐

ことばのひびきを意識した四文字熟語の使い方がとても上手いと思わせます。

 

 

 

≪以下引用≫ 著作権法の第32条引用を参考に歌詞カードより引用しています。

人生最高の日

どんどん君に恋する
もう止まんない もう止まんない
シェイクスピアだって驚きの展開
That’s life

いつもと違うバスに乗って
待ちに待ったこの待ち合わせ

どんな服着て なんて言うかなって
登場シーン 脳内再生

だんだん君に近づく
待ってちょうだい 待ってちょうだい
シェイクスピアだって驚きの展開
That’s life
人生最高の日になるかもしんない
苦尽甘来

いつもと同じ台詞だって
微妙に異なるニュアンス

こんな歌聴いてテンションあげなくたって
平常心 崩壊寸前

どんどん君に恋する
もう止まんない もう止まんない
歓声にも罵声にも拍手喝采にも
振り返んない

一寸先が闇なら 二寸先は明るい未来
シェイクスピアだって驚きの展開
That’s life
人生最高の日になるかもしんない
虚心坦懐

シェイクスピアだって驚きの展開
That’s life