ロックなブログ

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RADWIMPS 新作「人間開花」全曲解説(歌詞 有) 11曲目『ヒトボシ』

 

11曲目「ヒトボシ」です。「トアルハルノヒ」「アメノヒニキク」に続きカタカナ表記の3曲目ですね。

本作からの新機軸と言っていいと思いますが、開かれたRADWIMPSで捻らないRADWIMPS、ストレートなロックンロールです。

ここで指す新機軸、本作では3曲あると思ってます。2曲目の「光」そして4曲目の「トアルハルノヒ」そしてこの「ヒトボシ」です。

人を星(光)に例えています。歌詞は2曲目の「光」と通じていると感じました。

歌詞を比べて読むと面白いですし意味合いが深まります。

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ここまで来てアルバムの裏テーマは間違いなく“光”だと気づきます。

本曲の出だしのように暗闇をひたすら走り、走っている方向の先にパ~っと光が指しこんでくるような、アルバム全体がそんなイメージの“光”を感じます。

「どうせ消えていく僕ら・・・・ならば使い切ってやる(たぶん命=光でしょうか!?)」

力強いメッセージです。

 

『ヒトボシ』

暗がりの中走る僕ら Yeah Yeah Yeah
思い出が突き刺さる胸に Yeah Yeah Yeah

いいだろう それでも 止まる理由はないから
友たちの足音 道しるべに

悔しさは置き去りに僕ら Yeah Yeah Yeah
優しさが頬撫でる 泣かないで Yeah

思い出の枝葉に たまに擦りむいたり
赤い血に励まされ 大地蹴る

どうせ見えない明日なんだ 眼を閉じたってかまわないや
たまに肩ぶつかったりして wow wow wow

どうせ小さな光なんだ 言われなくたって知ってるんだ
たまに夜空の星屑たちに 勇気をもらっても いいだろう?

暗がりの中走る僕ら Yeah Yeah Yeah
恥ずかしさが頬染める 隠さないで

思い出は光るけど それだけじゃ僕らの
未来は照らせやしないから

どうせ消えてく僕らなんだ 大事に抱えたとこでいつか
ならば使い切ってやんだ wow wow wow

どうせ小さな光なんだ 言われなくたって知ってるんだ
だからこうして手を取るんだ 少しでも空から 見えるようにと

どうだい? 僕たちの星座はどうだい?
夜空の星たちよ そこから見えてんだろう

どうだい? 夜空に浮かぶ星でさえ
誰のためでもなく 輝いてる事も知らず
歌う

どうせ見えない明日なんだ 眼を閉じたってかまわないや
たまに肩ぶつかったりして wow wow wow

どうせ消えてく僕らなんだ 大事に抱えたとこでいつか
ならば使い切ってやんだ wow wow wow

どうせ小さな光なんだ 言われなくたって知ってるんだ
たまに夜空の星屑たちに 勇気をもらっても いいだろう?