ロックなブログ

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ONE OK ROCK 新作「Ambitions」全曲解説(和訳 歌詞有) 3曲目『Taking off』 

ボーカルとギターのユニゾン=ロックのかっこいいの定義 

 

横揺れ16ビートのリズムが特徴的でお洒落な曲です。

サビの締めのフレーズ『'Cause I'm never gonna let it go』 のところのメロディとアレンジがこの曲の決め手です。

ギターとボーカルのユニゾンです。

と、ここまで聞いて(『Bombs away』『Taking off』)思うことがあります。

昔のかっこいいロックバンドの定義の一つにボーカルとギターが並んで立つとさまになる!というのがありました。

ミックとキースしかり、スティーブンタイラーとジョーペリーしかり。

ボーカルとギターが際立つというバントとワンオクは違いますが、今回出だしの2曲聞いて(イントロダクション除く)思うのは、アレンジなどでボーカルとギターのかっこいい掛け合いという昔からのロックの良さを伝えようという意識があるのではと思いました。

『Bombs away』の歌いだしのボーカルとギターのみの掛け合い、『Taking off』のサビの締めのボーカルとギターのユニゾン

まだ2曲ですがタカとトオルにそんな昔からのロックのかっこよさの定義(ボーカルとギターの掛け合い)を感じる出だしの2曲です。

 

 

『Taking off』 

同じ習慣に凝固まっている

空虚な夢を抱えて生きている

朝目覚めようとした時

考えたよ 軌道修正しようと

そして今 終わりのない夜を迎えた

一体俺達をどこへ連れていくつもりだ?

分かっている 俺が愛しているものすべてが

俺をゆっくり蝕んでいくってことがね

分かっている

俺達は一緒に飛び立とうとしている

粉々になり 燃え尽きるのが常だけれどね

今夜君と俺は空から真っ逆さまに落ちていくだろう

地獄までずっと引きづられていく

だって俺は必死に抗うからね