ロックなブログ

洋楽・邦楽の新作や名盤を自分なりの視点で解説します。

ONE OK ROCK 新作「Ambitions」全曲解説(和訳 歌詞有) 5曲目『20/20』

 

バンドのケミストリー

アルバム中盤に差し掛かりアコギの登場です。といってもバラードではなくアコギで軽快なイントロを刻み、歌とギターだけの掛け合いというのが今回の目玉の一つと感じますが本曲もそんなタカのボーカルとトオルのギターから曲が始まります。

このまま静かなアコースティックで始まると思いきや通常のバンドサウンドに切り替わります。

 

一題目、二題目と歌の節々でバンド全体が激しく16分で音を刻みブレイクする箇所が見せ場です。

 

アメリカでたくさんの本数の小さいライブハウスを地道にまわる過酷なツアーを組んでいる様子がドキュメンタリーで出てきますが、こうして長い年月バンドとして音を出し続けてきたからこそのこの4人でしか出せない音のケミストリーを感じます。

バンドの一体感に注目のそして曲の感じは新機軸といっていい名曲です。

 

 

『20/20』

あの頃を振り返ると、いつも思っていた、君は僕を守ってくれているって

でも君はただそこにいただけ、それを突き刺すため

済んでしまったことを振り返る目があれば、簡単に見破れていたなら、

もしかしたら僕は眼鏡を手に入れるべきなのかもしれない

 

僕の名前さえ知らなかったように、僕を騙して

僕は都合のいい奴

どうして君が僕をからかいたいのかわからない、まるでゲームのように

 

今なら僕にもわかる

君が誰のふりをしていたのかが、はっきりと

僕らは以前はうまくいっていたなんて嘘をつかないで

だって今なら僕にもわかる

君は僕に対して一度も正直でいたことなんかなかったって

僕は二度と君を僕の人生の中に戻そうとは思わない

 

さっきまでここにいたはずのあなたはどこへ?

一切見返りを求めないなんて嘘をついて

何かが壊れても絶妙なバランスで

首の皮一枚つながっているお前

 

今なら僕にもわかる

君が誰のふりをしていたのかが、はっきりと

僕らは以前はうまくいっていたなんて嘘をつかないで

だって今なら僕にもわかる

君は僕に対して一度も正直でいたことなんかなかったって

僕は二度と君を僕の人生の中に戻そうとは思わない

 

今なら僕にもわかる

君が誰のふりをしていたのかが、はっきりと

僕らは以前はうまくいっていたと思っていたのに

 

今なら僕にもわかる

君が誰のふりをしていたのかが、はっきりと

僕らは以前はうまくいっていたなんて嘘をつかないで

だって今なら僕にもわかる

君は僕に対して一度も正直でいたことなんかなかったって

僕は二度と君を僕の人生の中に戻そうとは思わない