ロックなブログ

洋楽・邦楽の新作や名盤を自分なりの視点で解説します。

LOUDNESSの本当の凄さ  27年ぶり世界発売 RISE TO GLORY 遂にリリース!!

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『知っていることと経験していることの違い。』

81→18 37年間

 

待望のラウドネスの新作が昨日リリースされました。

とても、とても感慨深い思いで聞いています。

また渾身の作品として重みのある覚悟で作られたと感じさせられる内容になっています。

 

1曲目イントロダクションのタイトルは8118。

反対から読んでも8118。これ、言うまでもなくデビュー年度(1981年)から今年(2018年)にかけたタイトル。

一口に1981年から2018年というとなんてことないように聞こえてしまいますが37年です。すごい年数です。

 

10代にレイジーというバンドで訳も分からずアイドルバンドとしてデビューして(ギターの高崎とドラムの樋口)こんなんじゃないとバンドを解散して世界を目指そうと夢見て作ったバンドがラウドネスです。

 

そして4年後の1985年に世界を目指すが現実のものとなります。

1985年に世界デビューとなるサンダーインジイーストを発売、続く翌年1986年にはライトニングストライクスを世界発売します。

この時のビルボードの記録(総合チャート64位)は今も日本人アーチスト最高位だそうです。

筆者はまだこのころ中学・高校でした。

 

しかしこの後、ボーカルの二井原が脱退、その後ベースの山下も脱退。

この後のことでは今は亡きXのTAIJIが加入したのでご存知の方も多いのではと思います。

 

ついにドラムの樋口も脱退。オリジナルメンバーが高崎一人になってしまった時期もあります。

そんな中でもラウドネスは続きます。

それから時は流れて2000年にオリジナルメンバーが復活してリスタートします。

しかしリスタートして8年後(2008年11月30日)ドラムの樋口が癌により帰らぬ人となってしまいます。

樋口の葬儀で高崎は『世界を目指して続ける!』と宣言します。

その誓いから10年。

今回の新作は27年ぶりに海外発売されます。

満を持しての完璧な作品の発表です。

音について書こうと思って書き出したのですが・・・・。

とにかく聞いてください。としか書けなくなりました。

もう~~~いろんな思いが音のひとつひとつにのってます。

 

平凡すぎる言い回しですが、続けることと諦めないことの凄さが音の一音一音に宿ってます。

本当にたいへんなのはすごい試練とか危機的な状況に直面することより

なんとなくやる気が起きないことにどう向き合うかではないかと思うのです。

海外目指して、いいところまで行って、それこそ日本人前人未到の領域に行って正にそこからというときにメンバーが離れたりそれでも海外のトライを止めないで・・・。

それでもそこからデビュー10年目(海外進出からは6年目)からはライブはやっても海外ではアルバムは発売してない訳なので、この新作は悲願の27年ぶりの海外発売です。

海外目指し、実際に海外での発売にこぎつけるアーチストは当時(1984年)よりずいぶん増えました。

過去海外進出してその後、うまくいかないで日本のみの活動になる・・・。

もう一度海外目指すことはもちろん、目指して二回目の海外進出を実現したのはこのラウドネスだけではないでしょうか?

 

本当に本当に感動的です。

そしてそのこと思わなくても(知らなくても)音にそんな過去の強く激しいメンバーの魂が見事に乗っている、そんな新作です。

 

筆者は高校の時に生のラウドネスを体感しました。

タッカンのマーシャルの壁に驚き、実際の馬鹿でかい音(ラウドネス)に驚きでした。

1986年なのでまさに世界進出中の全盛期(今は第二の全盛期ですね)のころです。

その後数日、耳がシャーという音がなっていました。(そのぐらい破格の音量だったと記憶してます)

 

ラウドネス(コントロール)】

人間の聴感の特性上、小さい音の場合には低音や高音は聞こえにくくなる。 このために音響機器でも、小音量時には実際に音量を下げた以上に低音と高音が弱く感じられるため、低音域と高音域を増強する事で平坦な聴感を得る補正回路。

 

 

 

急に広辞苑のようになんだと思われるかもしれませんが・・・・。

 

ラウドネスというバンド名。

もちろん音が大きいということですが、昔のステレオ(古い!コンポ以前のCD以前のレコード時代の)にはラウドネスというボタンがついているタイプのものがありました。

ラウドネスコントロールというのが正式名称だそうです。

上記の説明文のところご参照ください。

 

実際ステレオで使われていたラウドネスボタン(コントロール)とは音が大きくなくても補正して大きく聞こえるようにすることのようです。

 

今回の新作は二井原さんのボーカルにも配慮して音の高さを抑えた作りにしたという高崎さん弁ですが、それがかえって凄みを増すことに成功したのではと思います。

全体的に音が太く、それでいてここ最近のヘビィ増量というよりかつてのサンダーインジイーストの頃に曲調が近く、曲調もメロディもとてもバラエティに富んでいます。

 

海外のかつてのファンにも絶対ウケる作品です。

 

思い強すぎ、気づくままの乱文になってしまいましたが、かつての凄い音量(私の高校時代の頃のような)を出さなくても今までの思いや魂込めた音はまさにラウドネスなのではと思うということを言いたかったのです。

つまり大きくなくても大きく聞こえる・・・ということですね。

 

知っていることと経験していることはものすごい差です。

海外を知っているのではなくこの人たちは経験している。

海外の拡さを経験している。

 

 

未だビルボード最高位日本人記録が破られていないということなので

ぜひ本作品で自らの記録、破ってほしいと祈るばかりです。

 

祈願:日本人最高位記録更新!!

 

RISE TO GLORY !!