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Mr.Children 新作『REFLECTION』(drip) 全曲解説  11曲目『WALTZ』

 

Mr.Children 新作『REFLECTION』(drip) 全曲解説  11曲目は『WALTZ』です。とてもヘビーな歌詞です。

 

『一人そしてまた一人 はじかれて ・・・』

成果主義の現代のことを言っていると解釈できます。

 

『要求に合わせて変えられるスタイル』

混沌とした世の中で常に基準が変わってしまうということを

嘆いているとも解釈できます。

 

アルバム全編にわたって、現代社会を鋭く描写したとえその現代がネガティブであっても前に進もうというメッセージが貫かれていますが・・・・。

この曲は、というよりこの曲だけはせつなく、苦しい感じのまま最後までいきます。

 

 

 

WALTZ

「光」「夢」「微笑み」 さようなら 
「闇」「絶望」「悲しみ」 こんにちは 
商品に適さぬと はじき落とされて 
ベルトコンベヤーからのスカイダイブ 

一人そしてまた一人 はじかれて 
繰り返される審査(テスト)に離脱者は増える 
ショーウィンドウに並ぶのは一握りだけ 
指をくわえて見てるなんか嫌 

いや もしかしたら ここの列の方が 
選ばれし人の流れか? 
そんな訳ゃない 自分が良く分かってる 
嘆いて 泣いて(嘆いて 泣いて) 
疲れて 眠って wow wow wow 

要求に合わせて変えられるスタイル 
柔軟なとこが長所さ 履歴書のとおり 
違う視点で見れば自分がないだけ 
そこを指摘されりゃ 異論はないや 

ワルツに乗せ 悲しき遠吠え 
地平線を越え 響くがいい 
誰も欲しくない 必要としないなら 
耳を塞げ(耳を塞げ) 
繰り返し繰り返し wow wow wow 

半透明のドレスで 力なくふらついている 
頭の中の「あきらめ」という名の亡霊 
そいつを優しく抱きしめて 冷たい体を温めて 
朝まで 静かに 踊って 
その後 この手で殺すぜ 

ワルツに乗せ 悲しき遠吠え 
地平線を越え 響くがいい 
闇の中で虚しく踊れ 
頭揺らして(頭揺らして) 
胸を焦がして wow wow 
誰も欲しくない 必要としないなら 
耳を塞げ(耳を塞げ) 
繰り返し繰り返し wow wow wow