貴乃花親方は2票で落選 日本相撲協会の理事候補選 ロックな貴乃花親方にエール
結局貴乃花一門から理事が二人出て、11人で10人の枠を争う選挙になり
何かと騒がしい相撲協会ですが世論は日馬富士事件直後から比べて
とても貴乃花親方寄りになっているように思います。
誰が正しいのか、何が正しいのか・・・。
どの視点で物事を見るかで変わります。
世間がどうであろうとただただ正しい道を信じて進む。
貴乃花親方を見ていてボブディランの歌の有名なフレーズをいくつか
思い出しました。
『君の立場になれば君が正しい。僕の立場になれば僕が正しい』
『心のままに進んで行け。最後はきっとうまくいく』
フォークの神様だったボブディラン。
ギター1本の弾き語りスタイルで人気絶頂の時に
いきなりバンドを組んで自らもアコギからエレキに持ち替えてステージに出ます。
お客さんから大ブーイングを浴びるというシーン。
ノーディレクションというスコセッシ監督の映画の冒頭のシーンで見ることが出来ます。
そうして信念を貫いてきたディランですが、時には自らのファンからブーイングを浴びても信念を曲げなかった。
今の貴乃花親方にかつてのディランの姿を重ねて見てしまいました。
今の時代に変革を起こした人といえばスティーブジョブズですが、ジョブスはディランを敬愛していました。
そんなジョブズが繰り返し聞いていたと言われるディランの曲『The time they are A-changin'』という曲の中にこんな歌詞が出てきます。
『国会議員の皆さんよ 気をつけて! 戸口に立ったり入口を塞いだりしなさんな
傷つくのは邪魔する側だ』
『今が過去になるように秩序は急速に薄れつつある 今の第一位はあとでビリっけつになる とにかく時代は変わりつつある』
きっとそう遠くない未来に貴乃花が中心になって新しい相撲協会を作っていく、
そうなることを信じています。