ラスト リアル ロックギタリスト SLASH!!
ラストサムライという映画が10年前に流行った。
トム・クルーズ、渡辺謙等々の映画。
時代が明治になり侍の時代が終わり、それでも侍として全うしようとする人たちを
描いた映画だ。
なんでこんなことを思い出しているかと言ったら・・・。
平成に時代が入りロックというのはアンダーグランドだったものが一気に
メインの音楽になった。
一部の人が洋楽限定で聞くというのが定説だった。
日本人にはロックが出来ないなんて言われたり。
それがどんどんロック的なものが日本では増えた。
それが気づけばロックの不良性というものが増えることでなくなり
少し違和感を感じるようになったり・・・。
それからしばらくしてJPOPなる造語が生まれたりした。
一方海外では・・・。
ロックがめっきりなくなり、ファッションでも生き様でも常に牽引してきたという
ロックの役割は今HIP HOP系アーチストに役割を譲りつつある。
また上記の不良性なるものとんがったもの危険なものという部分も
ロックは優等生的になりHIP HOP系アーチストに譲っているような状態。
日本はロック系もなぜかJPOPと呼ばれロックは音楽としては残っているが
精神性がロックではなくなり
海外ではかつてロックの精神性が叶えてきたことやってきたことをHIP HOP
アーチストがやっているという現状。
もう20年前にレニー・クラヴィッツがロックは死んだと歌っていたっけ。
今の状況が予測出来ていたのかもしれない。
もちろん支持者としては終わるわけないと思っているし何か違う形のものが出てくると信じている。
そうして考えると・・・・。
今の所最後のロックンローラーはガンズなのかもしれないなぁと思う。
不良性がしっかりあり危険な香りがして音に魂がやどるROCK。
そして最後の(現時代では)ロックギタリストはスラッシュだ。
今来日中!
一昨年の1月待ちに待ったGUNSとして来日以来の2年ぶりの来日。
GUNSはお祭りのように盛り上がったがこれで終わりではなくいよいよSLASHとダフが加わった形で新作が出来そうな予感な中、マイルスケネディとの仕事もしっかり継続中だ。
佇まいがROCK.
生き様がROCK
そしてもちろんギターがROCK
そんな現存する中ではラストロックギタリストだ。