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ロックなブログ

洋楽・邦楽の新作や名盤を自分なりの視点で解説します。

RADWIMPS 新作「人間開花」全曲解説(歌詞有) 15曲目『告白』

 友人の結婚式で歌った曲

 

アルバム発売日翌日より1曲づつ更新してきましたRADWIMPS 新作「人間開花」全曲解説は最後の曲、15曲目の『告白』です。結婚を決意した男性(新郎)の曲というのは歌詞を見て感じますが、それもそのはず野田さんが友人の結婚式に列席する際に歌をお願いされ作って結婚式で歌ったそうです。

ロックにしろバラードにしろ野田さんが作る曲は日本語がメロディにとてもよく合うと感じます。日本のロック創世記は、アメリカやイギリスが本場だとすると向こうのコピーだと非難されたりしました。また向こうの物だけにロックは日本語が合わないとも・・・。実際メロディによってはどうしても英語にしたいと思うメロディは多くあります。そんなことから日本のロックは日本語で歌いつつも英語比率が以上に高かったりします。

この曲(告白)を聞いて思うのは、逆説的な言い方をするとメロディが日本語しか合わない。そう思える曲だということです。

音的に日本的な響きを感じるのは、メロディの仕掛けとかではなく本当の思いが詩になり歌になったからではないでしょうか?もしかしたら、詩が先でメロディが後という作り方なのかもしれません。

野田さんの友人に成り代わり新郎の気持ちを見事に歌にした訳ですが・・・。それにしてはあまりに見事に結婚を決意した新郎にしか作れないような歌になっています。

シンプルで強い気持ちほど、表現方法は普通になりがちです。また、そんなことから、ついつい日本語で言えばいいものをあえて英語にしてかっこつけたくなったりしがちです。

その表現をより強く、そして誰もが知っている普通の簡単な言葉で、それなのに誰もが思いつかない言い回しで表現しているという、詩人 野田さんの真骨頂です。

例えば、 

  • 勇気を振り絞る=未開封の勇気をここで使う

2)周りが言うには絶対なんてない。と 君こそ絶対的な存在。(これをあえてつなげて)  = この世界が言うには絶対なんてないけど 内緒で今 作ろうよ

3)ふたりで一緒に夢をつかもう  = ふたりで一緒に 風邪をひこうよ 午前3時の 夢を抜け駆けしよう

もう見事としか言いようがありません。

 

『告白』

君の未来に 僕の姿を 見るようになったのはいつからだったでしょう
君の未来と 僕の未来が 一つになればいいな なんて思ったのは

いつからでしょう 照れくさいから言わないけど
今日から一つの 未来になろう

笑顔ひとつを作るのさえも 汗かきあたり見渡す僕だけれど
見渡した人のその群れの中に ふとひとつだけ場違いなほど美しい
色の魂 それがつまりあなたでした

「大事なものを 見つけたよ」
そんな声がしたんだ 僕の奥の方から

これほど誰かが僕の真ん中を 一人占めにしてくれるとは
この世界が言うには絶対なんてないけど 内緒で今 作ろうよ

生きる強さも 涙脆さも 少し目立ちすぎだよこの星では
持て余しすぎた この世の神々が キミを僕のとこに送り込んだとしたら

ほんとにありがとう 何度も言うよ
どうもありがとう

大事なことを言わせてよ
いまだ未開封の勇気を ここで使うから

これほど誰かで僕の真ん中が いっぱいに満たされるとは
この世界が言うには絶対なんてないけど ねぇここに一つあるよ

ふたりで一緒に 風邪をひこうよ
午前3時の 夢を抜け駆けしよう

僕の未来に 君の姿を 見るようになったのはいつからだったでしょう
君の未来と 僕の未来を ひとつの意味としようよ今日この場で

これほど誰かが僕の真ん中を 一人占めにしてくれるとは
この世界が言うには絶対なんてないけど 内緒で今 作ろうよ

これほど誰かで僕が真ん中を いっぱいにしてくれるとは
この世界が言うには絶対なんてないけど ねぇここに一つあるよ