ロックなブログ

洋楽・邦楽の新作や名盤を自分なりの視点で解説します。

Z‘s (矢沢永吉)ツアースタート セットリスト

矢沢さんのZ‘s(注)のツアーが先週からいよいよスタートしました。

1回で終わりかなぁと昨年正直思っていたのですが、流石矢沢さんです。ご自身のツアーもきっちりこなしたうえで今年も春はZ‘sの2回目のツアーが始まりました!

(注)矢沢さんが一般公募でface bookなどでバンドメンバーを募集してオーディションして昨年結成したバンド。

 

そして早速初日、2日目のセットリストが公表されてます。

知ってからみるか、見てから知るかは賛否両論なので、知ってから・・・の方はライブファンさんで公開されてますので下記をご覧ください。

見てからの方は当日を楽しみに・・・。

 

Live Fans Z‘s情報

http://www.livefans.jp/events/447785

 

と、いう訳で私自信は知ってから派なので、すでに見ました!

 

そしてここからは、2曲のみ今回のリストに加わっている曲について、ふれてみたいと思います。

今回オープニングを飾るのは2009年のロックンロール(アルバム)の1曲目に収められている“トレジャーハンター”です。

そしてもう1曲。中盤に歌われる“憎いあの娘”です。

 

この2曲がとても今回サプライズでもあり、バントとしての意気込みを感じるなぁと思っております。

まずオープニングの“トレジヤーハンター”です。

テレビの歌番組では歌われたことありますが、発売された2009年も含めライブ初公開だと思われます。(私の知る限りです。間違ってたらごめんなさい)

この曲アルバムの1曲目ですし、60歳になってからの黄金のロックンロール3部作の1っ発目、ロックンロールアルバムの1曲目に収められているにも関わらずライブでは演奏されたことのない貴重な曲です。三部作の2枚目ツイストの1曲目“最高のrock you”

や三枚目のLast songの1曲目”It’s up to you”も発表以降常にライブのリストに加えられていることを考えると、とても以外でもあり貴重な曲だと思うのです。

 

ちなみに私見ですが・・・・ミディアムテンポでノリをライブで出すのがとても難しそうな曲で2009年当時ライブでやろうと試みたけども断念した・・・のではないかと2009年から思っておりました。

 

で、何を言いたいかと言いますと、そんな難しい曲を1曲目に持ってきたのは矢沢さんなりに若いバンドメンバーにいい意味での緊張感を持たせ(自分にも)負荷をかけて、その負荷をライブで爆発させようとしているにではないかと妄想してかってにワクワクしています。

 

矢沢さんはソロになってから、どのアルバムもプロ中のプロとしての仕事をされているのでとてもきっちり仕上げておられるのですが、そんな中でもとびきりブレイクしてその後の方向性を決定づけたアルバムが4枚あると思っております。

1枚目 自伝 成りあがりとともに大ブレイクしたゴールドラッシュ。

2枚目 アメリカに行ってから世界基準のロックを完全に自分のものにして満を持して作られた PM9。

三枚目 アメリカから方向を変えてイギリスに行き制作された共犯者。

四枚目 自身のレコード会社(GARURU RECORD)を立ち上げ60歳になる年にもう一度シンプルなロックンロールをやろうと決意して制作された、ロックンロール。

この4枚です。

そして、4枚目のロックンロールが何回目かの大成功(セールス的にも)したアルバムなのですが、今回はそのロックンロールの1曲目が1曲目ということで、なにかロックンロールをもう1度やろう!と(60歳で!カッコよすぎる!!)決意して始めたことの、総集編がバンドを自らつくりツアーするということなのではないか・・・と、ここまで来るとたいへんな妄想な訳ですが・・・。

私しみじみ感慨深く、また(今週末ライブ行きます)今から楽しみでワクワクしているということをどうしてもブログで書きたくなり思わずブログで書いてしまった次第です。

 

そして“憎いあの娘”ですが、いうまでもなくキャロル時代の曲です。

 

40代以降、けっこうキャロルの代表曲をライブでも演奏していますが、憎いあの娘は珍しいのではないでしょうか?

先のトレジャーハンターとテンポが似ているミディアムテンポのロックンロールです。

キーがB♭の曲で結構高いので、この曲もやるぞ!という気合いを感じます。

 

そんな訳でとてもとても、とめどないこと書きましたが若いメンバーと共にロックをぶちかますぞ!という(セットリストを見ただけですが)矢沢さんの気合いを感じるZ‘sの2015年ツアーです。 週末行ったら早速レポートさせていただきます!!!!!